たまには書評でもしてみようと思います。
メンタリストDaiGoの「倒れない計画術」という本です。
彼の本は科学的な根拠を示してくれていて読みやすいのでよく買ってしまうのですが最近はなぜかKindle版の販売をしていません（本書籍は最近Kindle版の販売が開始しましたが）
人が何かを変えるためには良い習慣を続けるしかないです。ダイエットしかり、勉強しかり意志の力で何かを変えようと思ってもなかなかできないことは多くの人が実感していることなのではないでしょうか。
計画錯誤といわれていますが時間や労力を軽めに見積もってしまう行動特性が人間にはあるようです。また確証バイアスという心理効果によって結論ありきの情報しか得ようとしないということもわかっています。そのようなことから普通にしていただけでは段取りがうまくできずに計画は頓挫していまいます。どうにでもなれ効果（The What-The-hell Effect：小さな失敗をしたときにやけになって大きな失敗方向に行動すること)ですべてを投げ出してしまい計画が破綻する。。
この本で述べられている特に重要と思われる事を一点あげると
コーピングイマジナリーという手法ではないでしょうか。
日本人の98％は防衛的ペシミストという性質をもっており遺伝的に不安になりやすいネガティブな民族であることがわかっています。不安をや恐怖心を書き出したり言葉にすることでそれを受け入れ力に変えることができるというものです。コーピングイマジナリーでは想定される最悪なケースを想像することで安心感が生まれ、力を発揮します。
例を挙げると多くの日本人にとってはテスト前にミスしたらどうリカバーするか考えて対策を立てておくことが有効ということですね
コメント