【レビュー 画像あり】Intel NUC10i5FNK購入

PC

2020年4月発売のintelの小型ベアボーンPC10世代NUC買ったのでレビューします。

基本スペック

型番BXNUC10I5FNK
メーカーintel(インテル)
ブランド
シリーズintel Next Unit of Computing
搭載プロセッサインテル® Core™ i5-10210U プロセッサー (4コア8スレッド、ベースクロック 1.6 GHz/ターボ・ブースト時4.2 GHz、6MB cache、TDP 25W) ※取り外しは出来ません。CPUクーラーは冷却ファン搭載タイプ。
メモリスロット2× DDR4 SODIMM
対応メモリスピードDDR4-2666 MHz
メモリ最大搭載容量最大64GB (32GB×2)
メモリチャンネルアーキテクチャー2「デュアルチャンネル」
グラフィックス出力機能intel UHD Graphics (Gen 9 LP Architecture / Execution Units : 24)
1× HDMI 2.0b (4096 x 2160 @ 60Hz、24bpp)
1× USB Type-C (4096 x 2304 @ 60Hz、24bpp / DisplayPort™ over USB Type-Cに対応)
(2画面出力対応 / 3画面出力はUSB Type-C(DisplayPort)出力によるデイジーチェーン接続対応モニタやHUB等が必要です)
オーディオ機能HDMI もしくは USB Type-C (リア : USB Type-CはDisplayPort出力時のオーディオ出力に対応)
3.5mm Headphone/microphone jack (フロント)
Quad Digital Microphone Array (フロント)
対応ストレージ1× M.2 スロット (Key M、Type 2242/2280 SSD対応、SATA(6Gb/s)もしくはPCIe Gen3×4(32Gb/s)いずれかの接続をサポート)
インターフェース1× USB Type-C (リア : Thunderbolt 3、 USB3.1に対応)
1× USB3.1 Gen2 (USB3.2 Gen2) Type-A (フロント)
1× USB3.1 Gen2 (USB3.2 Gen2) Type-C (フロント : スマートフォン 5V/9V 急速充電対応)
2× USB3.1 Gen2 (USB3.2 Gen2) Type-A (リア)
SDXC スロット (サイド : SDXC with UHS-II サポート)
赤外線センサー (フロント)
ネットワーク機能1× Gigabit LAN (RJ45) ポート (intel I219-V)
無線ネットワーク機能Wi-Fi 6 (IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5 (Intel Wi-Fi 6 AX201 オンボード)
LEDエフェクト
搭載電源付属ACアダプター (DC Power 19V、90 W) ※電源アダプタ用AC電源コードが別売り
本体サイズ117(W)mm x112(L)mm x38(H)mm
対応OSWindows 10 (64bit) ※他のWindowsバージョンはサポートされておりませんのでご注意下さい
付属品ACアダプタ、VESAマウントブラケット、統合ガイド
備考※別途メモリとストレージ、OS等をご用意下さい。電源アダプタ用AC電源コードが別売りとなっておりますのでご注意下さい。※ディスプレイ出力はHDMI、USB Type-Cです。USB Type-Cは変換アダプタ等が付属しておりませんのでご注意下さい。
保証期間3年間
JAN/EUCコード735858430937
発売日2020/4/24

NUCとは

NUCとはNext Unit of Computingの略でインテルが推進する10㎝×10cmの超小型PCです。CPUはノートパソコン向けのintel core iプロセッサを搭載していてベアボーンタイプなのでメモリやSSDを別途購入する必要があります。

メモリやSSDが余っている人は本体だけで安くPCが組めます。

デスクトップPCは邪魔だけどある程度のスペックが欲しい人向けで特質すべきは消費電力が非常に少ないこと(アイドル時は7~8W)です。

外観

外箱は前世代からそんなに変わっていません。アップル製品のような高級感のある箱です。

箱側面。ディスプレイ出力はHDMIとサンダーボルトに対応しているので対応しているディスプレイであればディスプレイの電源供給せずに使えます。

ACアダプタのコンセント差し込みケーブルがないため通称ミッキーマウスケーブルを別途購入する必要があります。


バッファロー BSACC0802BKA 電源ケーブル DELL/HP用 3ピンソケット(メス)⇔2ピンプラグ(オス) 0.2m ブラック

BUFFALO 電源ケーブルDELL/HP用3ピンソケット(メス)⇔2ピンプラグ(オス)20cm BSACC0802BKA

箱を開けます。この写真では伝わらないですがコンパクトです。

全面です。NUC10i5FNHという2.5インチSSDを載せられるモデルもありますがこちらはm2SSDのみ搭載できるモデルなのでその分本体の高さが低いです。前世代からの変更で片方USBタイプCコネクタになりました。

蓋を開けたところです。左のメモリスロットと右のWi-Fiモジュールの下上にSSDスロットがあります。空きスペースはほぼないです。

底蓋の裏側です。SSDの位置には冷却用シートが貼ってあり底蓋に熱を逃がす作りになっています。ヒートシンク有のSSDではシートと干渉しますのでヒートシンク無しのSSDしか使えません。

メモリとSSDをのせたところです。メモリは2666MHz8GB×2で16GB、SSDはNVMeの500GBです。

90WのACアダプタ。7世代に比べて大型化しています。

側面。7世代はmicroSDでしたが通常サイズのSDカードスロットに変更になっています。

こちらの面はワイヤーロックです。排熱を強化するために通気口がほぼ全面に広がっています。

リア面。一番右のUSB3.1端子はサンダーボルト3に対応しているためディスプレイ出力も可能です。

裏面

ちなみにトップ面のプラスチックは取り外しが可能です。爪でひっかけてあるだけなのでマイナスドライバーを差し込んでこじ開けられます。金属部の下にCPUファンがありかなり熱くなるのでヒートシンクを置いています。

ベンチマーク

CPUZの結果。今時14nmというのが古臭さを感じますが。。

cinebenchの結果です。1672ptsなのでこれをみるとRyzen2400Gよりもスコアが高いみたいですので普段使いでストレスになることはなさそうです。

温度・消費電力

アイドル時室温27度で55度程度。ノート用のCPUなので電量が低いです。CPUで2.6W。システム全体でも電力計で測定して5W程度です。

続いて高負荷時

温度は一気に89度まで上昇します。瞬間的には100度まで上がっているため高負荷では怖くて回し続けられません。

消費電力はCPUで31W、システム全体では56Wほどでした。熱いだけならまだいいですが本体のファンが最大回転数で回るためかなりうるさいです。音自体はそんなに大きくないかもしれないですが小型ファンのため耳障りです。

とは言えこのCPUは小型ながらかなりパワーがあるので普段使いでは100パーセントにはならないと思います。CPU負荷100パーセントはcinebench実行時に意図的に100%にしているだけであり試しにyoutubeで4K動画再生しましたが負荷は20%弱で温度も50-60度でファンの音もしませんでした。

まとめ

PCで作業をするうえで常に負荷の高い作業をしていることはないと思います。特にプログラミングで言えばコードを書いている時間が9割以上で実行している時間は1割にも満たないでしょう。そのような使い方ではアイドル時には可能な限り電力を少なくすることが重要で実行時にはある程度パワーがあればいいことになります。そんな使い方にはうってつけのPCだと思いました。ミニマリストではありませんがここまで小型でしたらディスプレイの裏のデッドスペースに置けばいいので全く邪魔にはなりません。総じてよくできたPCです。また気になることがあればレビューを追記します。


INTEL NUC Frost Canyon ミニPC BXNUC10I5FNK i5-10210U M.2 要ACコードC5 日本正規流通品

新製品 Intel BXNUC10I5FNK NUCベアボーン Core i5-10210U搭載 M.2 SSD対応

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メモリはノート用DDR4の2666MHzが対応しています。


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