最近ではメルカリをはじめとしたフリマアプリがすっかり定着してモノの写真を撮る機会が増えてきたと思います。
ここではできるだけコストをかけずに写真を綺麗に撮る方法について考察します。
写真を綺麗にとるには
まずどうやったら写真を綺麗に撮れるかですが性能の良いカメラを使うのでは十分ではないです。というのもメルカリにアップロードする際には画像が圧縮されるため画質的にはスマホと同等になってしまうためです。(最近はカメラの性能が上がっているためスマホのカメラでも画素数は十分です)
モノを撮る場合には特に照明と背景が全てと言っても過言ではないほど重要な要素となりますのでできるだけコストをかけずに綺麗に写真を撮れないかを検証します。
照明
すぐに改善するところでいうとライトがあげられます。
写真用のライトはAmazonで探せばあるのですがまぁまぁいい値段するのでここではコストを抑えるべく照明を自作したいと思います。
必要なもの
・26口金LED照明 60W電球色(2個入り) 1400円
パナソニック LED電球 口金直径26mm 電球60W形相当 電球色相当(7.3W) 一般電球・広配光タイプ 2個入り 密閉形器具対応 LDA7LGEW2T
・電球ソケット(2個入り)830円
(2個セット) 電球ソケット E26 コード付き ソケット コンセント スイッチ付 1.8m ホワイト 工事不要 おしゃれ
・クラフトプラ板(1枚)100円
・バーベキューアルミボウル(6個入り)100円
・透明テープ 100円
LEDライトとソケットはamazonから、その他は百円ショップで仕入れました。2019/02/04現在の値段です。合計は2530円。
①アルミボウルに穴を開ける
ソケットを中心にくるようにおいて鉛筆で円を書いてからカッターで切ります。
このときカッターは固定してアルミボウル側を移動させると綺麗に切れます。
②クラフトプラ板を切る
今度はアルミボウルの淵の大きさに切り取ります。
③LEDをはめ込んでテープで固定する。
セロハンテープでも問題ないと思いますが経年劣化ではずれたり黄ばんだりしてきたないため透明テープを使用しています。
④クラフトプラ板を貼ってテープで固定する。
⑤LEDソケットをつけて完成
光をつけてみました。
光が分散されてこれならツヤがあるモノを撮る場合でも反射は無くなりそうです。
背景
背景については不要な衣類で十分かと思います。
Tシャツなど綿の素材だとどうしても埃が見えたり洗濯して色落ちしていることがあるのでナイロン製のユニクロのエアリズムが今のところ一番いいと思っています。
撮り方
スマホので写真を撮る際にタイマーを使うのがいいです。
というのも普通に画面を押して撮るとどうしても押した瞬間にスマホが動くためブレてしまうためです。
画像はiPhoneのデフォルトのカメラですが上の時計のマークを押せば3s,10sのタイマーが選択できます。
三脚などで固定するのが一番いいのですがセッティングが面倒なのとタイマーを使って撮影すればほぼ手ブレなく撮れるためこの方法で十分だと考えます。
実証
さて実際に写真を見比べてみましょう。
まずはじめに普通にとった場合
手ブレもあり背景も段ボールにしたのでどうしても素人が適当に撮った感がでてしまいます。
次に背景をユニクロエアリズムにしてみました。
背景が黒になるだけで被写体が目立つようになり、一気に引き締まった印象になります。
しかしどうしてもカメラが影になってしまいどうしても暗くなってしまいます。
続いてスマホのフラッシュをオンにして撮影してみました。
光が強すぎて反射してしまい素の黄色が見えませんね。
最後にライトをつけた場合を見てみましょう。
どうでしょうか。
最初の写真とは見違えて見えますね。
メルカリの画面で最初と最後を比較してみます。
差は歴然。2番目の商品の方が高く買ってもらえそうです。
さらに細部までよく写るため購入後に実は汚れがあった、傷があったなどの不要なトラブルになることも避けられそうです。
まとめ
ここではメルカリでのモノの写真を綺麗に撮る方法についてまとめました。
出費は2530円ですので1割高く売れるとすれば2500円の商品を10個売るぐらいで元は取れます。よくメルカリに出品する人は試してみる価値はあるのではないでしょうか。
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